■“松の花”の由来
当蔵は、大政奉還の約二年前、時代が徳川幕府から明治維新政府へと大きく変わろうとする慶応元年(1865年)に初代当主弥之助によって創業されました。
創業時、酒蔵建設のため、松の古木をやむを得ず伐採しましたが、古松に対する当主の偲び難い思いを込めて当蔵の清酒を“松の花”と命名しました。
以来百四十余年、創業の祖の心を心といたし、一筋に酒の真髄を追い求めてまいりました。
豊かでコク、まろやかな喉ごし、そして比類なきほどに芳醇な香り、どこから愛でても満足のいく深く、たおやかな味わいが長い歴史に磨かれた「松の花」の身上。
酒は本来、素朴、端正をもって極上とする。この信念に支えられ、創業以来たえず飲む人の健康を考え、本物の味を求め続けている蔵人の心意気が永々と息づいています。
■世界にはばたく“SAKE”を目指して挑戦しています
日本食が特にヘルシーフードとして注目を浴び世界各国に普及されて以来、日本酒の愛飲者もまた増加の一途を辿っています。日本酒は料理の味を引き立たせると共に、場の雰囲気を和らげ会話を弾ませるコミュニケーションメディアとして欠かせない物と成りつつあります。更に、「酒は百薬の長」と言われるとおり、毎日の適度な酒量が健康増進に効果的であることは、医学的にも認知されています。
また、日本酒は単に日本料理の食中酒としてばかりではなく、今では中華料理や西洋料理など世界の様々な料理に適合することは広く知られる様になってきました。それはひとえに日本酒の持つ多種多様な味と香りのバリエーションに依ります。更に日本酒は熱燗、ぬる燗、冷やなど温度によって味わいが変わるという類稀なる特長を持っています。
特に当蔵の“松の花”純米吟醸の秀逸なフルーティアロマと手造りの銘酒だけが持つ淡麗な味わいは、一度口に含むときっと忘れ難いものとなることでしょう。
私たちは日本の酒文化を世界に発信すると共に、各国の人々の声に常に耳を傾け世界に通用する更なる新しい味を創造すべく日々挑戦しております。
■品質の証し「モンド・セレクション」国際酒類コンテスト金賞受賞
2002年世界的な食品コンテスト「モンド・セレクション」において
当蔵の代表的製品、大吟醸「松の花」が金賞を受賞しました。
また、日本国内におきましても国税庁主催の清酒鑑評会金賞受賞をはじめ、
権威ある各鑑評会において常に高い評価を受けています。
川島酒造株式会社
Kawashima Sake Brewery.
会社名 | 川島酒造株式会社 |
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代表取締役社長 | 北川 直樹 |
会長 | 川島 達郎 |
住所 | 〒520-1501 滋賀県高島市新旭町旭83 |
TEL | 0740-25-2202 |
FAX | 0740-25-5007 |
info@matsu87.jp | |
創業年 | 慶応元年(1865年) |